調査・診断のことは糸賀建築コンサルタントにお任せください。

調査・診断

耐久性あるコンクリート構造物でも、長期間維持させるためには、適切な診断・メンテナンスが必要です。
当社では、豊富な経験から調査・診断の実施、および結果に応じた調査結果図作成・補修対策・長寿命化計画策定等の報告書作成を行います。

外壁調査

外壁調査 外壁診断

外壁に発生したひび割れやタイルの浮き、欠損などを目視で確認する基本的な調査です。
現地での記録を基に劣化図を作成するとともに、代表的な箇所をデジタルカメラで撮影します。
建物の形状によっては、ゴンドラやロープアクセスを使用して調査します。

赤外線調査

赤外線調査 赤外線診断

赤外線サーモグラフィにより、外壁の表面温度を調査し、その温度差からタイルやモルタルの浮き等の異常箇所を判定します。
調査は、晴天時に行うなど気象条件を満足する必要がありますが、低コストで安全に調査することができます。

赤外線調査 赤外線診断

調査対象の規模が大きい場合は、ドローンを使用して調査を行います。建築物の高層階や、道路に面する法面等の土木構造物についても劣化部分を調査することができます。

鉄筋探査

鉄筋 鉄筋探査

コンクリート構造物の鉄筋について、非破壊で鉄筋の間隔・かぶり厚さなどを確認できます。
また、改修工事や耐震診断、耐震補強などに使用するコア採取や、あと施工アンカー工事の鉄筋切断を未然に防ぐことができます。

コンクリートコア採取

コンクリート コア採取

コンクリートの圧縮強度試験や中性化試験等に必要なコンクリートコア試料を、JIS A 1107「コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法」に準拠し採取します。

強度試験

圧縮強度 圧縮試験

採取したコンクリートコアを用いて、第三者機関にて試験します。
また、コンクリートコアを用いず、コンクリート表面をリバウンドハンマーにより打撃を行い、その反発度から強度を推定することも可能です。

はつり調査

鉄筋調査 鉄筋調査

躯体コンクリートをはつり取った箇所で、鉄筋の腐食状況や鉄筋径、被り厚さを調査します。

中性化試験

中性化試験 コンクリート

コンクリートコアを横割裂し、割裂面にフェノールフタレイン1%溶液を噴霧し、コンクリート表面から赤着色部分までの中性化領域の深さをノギス、スケール等を用いて測定します。
コンクリートコアを使用しない場合は、躯体コンクリートをはつり取った面で調査します。

定期報告

ホテル定期 定期点検

ホテル、オフィスビルやマンションなど、不特定多数の人が利用する建物は、老朽化や不適切な維持管理が原因で、惨事につながる可能性があります。
こうした事態を未然に防ぎ、建築物を安心して使用し続けるため、自治体にへの報告書を作成します。